配線ダクトで照明器具用の機材を導入する方法があり、従来型の円形で薄型の照明器具とは異なる使い方を行える他、室内環境をお洒落に見せることにも役立ちます。以前の発想では各室内の天井には中央付近に電源用の設備が設置されており、1か所で1つの照明器具を取り付けることが一般的でした。現在では配線ダクトの登場によって、古い時代では実現できなかった使い方が行えるメリットがあります。配線ダクトの場合は、機種により違いはありますが、1つのダクトに対して4つや5つのライトを設置することができ、レール上では自由に横移動をさせることができる便利さと、各ライトは個別に自由な角度で使うことができるので、例えば室内全体を程よい明るさにするには効果的な機材です。
更に便利で魅力に感じられることは、配線ダクトの多くは連結を可能としている機種があり、連結パーツを購入することでリビングなど広い空間に対してはお気に入りの照明具合にオリジナル調整できることをあげられます。夜間になるとライトアップをすることで、普通の照明器具では表現が難しい明りの照らし方を好みに合わせて行えることにより、室内空間をグレードアップすることにも役立つ機器です。配線ダクトを購入する方は、本体の色や照明器具本体の色だけで選ぶのではなく、取り付け可能な電球の規格も確認すると省エネにも繋がります。LED電球を使うことは勿論ですが、口金のサイズが2パターンあるものなので、省エネを気にする方はE17型に対応する商品を購入すると若干ではありますがE26型よりも消費電力は下げられます。