生産工場で活躍するセンターライン式配線ダクト

配線ダクトは多くの方が、数多くの電源コードを収納しておく設備だとご存知でしょう。昨今では新築の戸建てやマンションでも標準設備として用意をされており、数多くの家電のケーブルを収納して活用することが可能です。一般的に普及をしているものはケーブルを収納することに特化をしており、電力の供給まではおこなえないものです。配線ダクトが登場したのは1970年代の高度成長期で、日本国内の大手家電メーカーが開発をしました。

当初は生産工場で導入されたもので、現在でも自動車・食品加工場で新たなスタイルで活用されています。その中でもセンターライン式配線ダクトは作業効率を大幅に高められるダクトとなっているほどです。簡単にセンターライン式配線ダクトの特徴を見ていくと、各工場の生産ラインの真上に設置をされているのが特徴です。電動ドライバーやカッターといった工具のケーブルを収納しており、天井からぶら下がる形でコードが伸びています。

隠ぺい工法で設置をされていて、各施設の主電源に結びついている配線も備わっているのがポイントです。そしてセンターライン式の最大の特徴は、前後に自由自在に駆動をする点になります。配線ダクトは壁や床・天井に固定されているものをイメージなさるでしょうが、センターライン式はその限りではありません。生産工場では作業員が担当箇所で複数の工程作業をしないといけないため、可動範囲を大きくしていることがわかります。

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