今では一般家庭でも配線ダクトを導入しているところが多くなり、室内に備わっている電源ケーブルを収納して綺麗に片付けられています。この配線ダクトは以前であれば、電気工事会社に依頼をして取り付け工事をなされていました。ところが昨今ではホームセンターやECサイトを活用すればダクトをどなたでも購入することができるので、個人でDIYを駆使して設置をすることが可能です。配線ダクトを室内に取り付けるには、ある器具を購入しないといけません。
その器具とは「モール」と呼ばれる商品であり、一般的には化粧カバーという名称でも呼ばれているものです。ここで簡単に、モールという器具の概要に触れていきましょう。ポリ塩化ビニール、またはステンレス・アルミを素材としており、それぞえ設置場所によって使い分けていきます。直径50mmから10mmの商品となっており、これを床や天井に埋め込んでから電源ケーブルを収納します。
一般家庭の場合、新築時であれば壁や床の内部にモールを埋め込むのは簡単におこなえます。しかし既存の住宅で埋め込むのは大掛かりな工事を必要とするので、大変な時間とコストが掛かることでしょう。この場合は壁や床の表面にモールを取り付ける、外付け工法を活用するのが一般的です。自身でモールを買い求めて木ネジを使用して取り付けるだけなので、どなたでも簡単に配線ダクトを設置することが出来ます。
1本100円から販売されており、コストも掛かりません。