配線ダクトを購入して電線等を中に収納することを目的にした場合、色々な材質があるので用途に合わせて選ぶことは必要です。樹脂製タイプが多いのですがその中にはPPOというプラスチック製があります。このタイプは万能型で対応できる最低温度と最高温度の幅が広いので、高温に成りがちな場所でも問題なく使うことができます。ポリプロピレンの材質のタイプは、水槽に入れると浮き上がる程の計量を実現しており、軽量の他に加工性に優れていることや、折り曲げするような用途には適している素材です。
屋内外で使えるタイプも販売されているので、場所を選ばずに使えることも便利な素材です。塩化ビニールを採用したPVCの材質の配線ダクトもあり、耐熱性や耐候性には非常に優れており、屋外での利用の際にも50年もの耐用年数があるとされている通り、実際に屋外利用されることが多い材質です。樹脂材の場合は手動でもカットできる手軽さと、軽量素材故に設置の際に施す安全対策も簡単に行えることもメリットです。配線ダクトの他の素材ではアルミやステンレスなどを利用した金属タイプも販売されています。
このタイプは衝撃にはかなりの強さを実現できるので、工場内や倉庫内など重量物などを移動させることが多い場所には適した材質です。一般的な住宅では金属タイプはあまり使われていないことが多いのですが、会社などでは利用されることが多く、更に中に収納している電線をいたずらで切られてしまうリスクが少ないタイプとして使えます。