配線ダクトには硬質タイプを

配線の保護や配線を整理するときに用いられるのが配線ダクトですが、この配線ダクトは以前はオフィスなどで使用されることが多かったのですが、インターネットの普及で今は家庭用の配線ダクトが増えています。それには硬質タイプと軟質タイプの二種類があり、家庭用には硬質が適しています。硬質タイプは強化ABS樹脂の素材でできていて、これは日光や紫外線、温度、湿度などの気候条件に対して耐候性を有し、衝撃にも強い耐衝撃性の点でも優れているのです。強化ABS樹脂はアクリロニトリル、ブタジエン、ポリスチレンの三つの素材で成り立ち、強化ABS樹脂のメリットは①酸、アルカリに対し耐薬品性がある②耐熱性(70~100度)と耐寒性がある。

③たわみ、引っ張り、曲げに強い、④様々な加工に対応できる。⑤表面の光沢に優れているので、塗装しなくても質感が出せると多くのメリットを有しているためパソコン、プリンター、テレビ、掃除機など多くの製品に利用されています。長所が多いのですが、硬質タイプを使用するさいに注意することは、必ず通気口を開けることです。電化製品を使用すると電源コードから発熱し、ダクト内に熱がこもると温度が上がってしまいます。

発火につながることもあるので、通気口を一定間隔で開けることが必ず必要です。配線ダクトを家庭で使用すればホコリから守り発火を防いでくれます。配線コードを収納することで見た目もよく、子供やペットが配線に触れるのを防いでくれます。ぜひ硬質の配線ダクトを使いましょう。

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